ルイルイ
卒業シーズンです。
今日は生憎の雨でしたが、共立講堂でも卒業式のようで
制服姿の女学生が沢山いて街が華やいで見えました。

雨の日のBGMは、
どの様な楽曲が心地よいかな…など考え中に
思い出した事があります。

伯父は洋服作りの仕事中、BGMは無しなのですが、
たまにラジオはつけていました。
ある日、そのラジオから聞き慣れた声が…

NHKラジオの番組内で、
スイス民謡「おおブレネリ」の替え歌を使い
視聴者が地元を紹介するコーナーがありまして
司会の太川陽介氏と電話で一緒に歌います。

太川陽介「♪おっブレーネリッ あっなーたのっ おうちはどこー?」
伯母「わったーしのっ おっうーちはっ 神保町よー。古本屋さんがたくさんあるのっよー。」
太川&伯母「ヤーッ ホーッ、ホートランランラン ヤッホッホートランランラン…(繰り返し)」

2階の自室でのラジオ出演を終えた伯母が
「あー、面白かった~」
と階下に降りていくと
伯父が耳まで真っ赤にして仕事をしています。
「あら~。聴いてたの~?」
との伯母に、伯父は手を休める事無く言いました。
「…くっだらねぇ…」


神保町で回転寿司
利夫はここのところ、昼めしに
江戸前回転寿司『もり一』神保町店へ良く行く。

いつでも常連客で賑わってるし、
明るい雰囲気が楽しい。

微かに聴こえる布施明や由紀さおりの楽曲も
通いたくなる理由の一つかもしれない。
としドンは、Jポップが苦手だ。

腹がくちくなり、本日も満足。

もうすぐ、春だな。
白山通りの風に、そう利夫は感じた。

ミシンの日
今日は、『ミシンの日』だそうです。
NHK連続テレビ小説「カーネーション」で大活躍の
「足踏みミシン」ですが、鶴谷洋服店のミシンは、
残念ながら稼働しないまま数年が過ぎてしまいました。

まるで伯父の身体の一部の様なミシンです。
店の奥の仕事場に、糸巻きもそのままで置かれています。
misin2
一体、このミシンから、何着の紳士服が作られたのでしょうか。
天板部分は、かなり磨り減っています。

伯父72歳の時、夜明けの皇居一周ランニング中に轢き逃げに遭い、
右足大腿骨の複雑骨折という大怪我を負いました。
懸命のリハビリで4ヵ月後、奇跡的にミシンを踏めたそうです…。

職人の無口な伯父ですので
殊更『ミシンの日』がなんだ、うるせぃな…と
言われてしまいそうです。