くりくり展♯8
神保町散歩をしながら利夫は思う。
近頃どこへ行っても、女性の方が多い。
女性の方が楽しんでいるように見える。
世の男は何処か遠くへ行ってしまったのか、家に篭っているのか、
それともワタシの出掛け先が、乙女チックなのかしら…。
殿方代表、いやせめて白組男性軍トップバッター位
ではありたいと、常日頃思っているのだが…。

そんな利夫の足は、靖国通りから細い道へ。
日曜日の、気まま静かな路地裏歩き
カフェフルークの向かいに、小さな看板を見つけた。
神保町SPIN GALLERYで、AMULETアミュレットが主催している
「くりくり展♯8」である。
細い階段を上ると、小さくて可愛い手作り雑貨の数々が
としドンを出迎えてくれた。

初めは、虫眼鏡が無いと良く見えんな…と
腰が引けていたが、鑑賞していくうちに
小さな世界にどんどん引き込まれた。
息を止め、恐る恐る、震える手で
思わずつまんでみたりも、した。

冒頭の疑問などすっかり忘れ、
満足して階段を下りた。

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「美術+雑貨×古本 ≒ リトルエキスポ2012」に参加します。
「ケモノヤ[kemonoya]の羊毛教室」参加者募集中です。
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ラピュタ阿佐ヶ谷
ラピュタ阿佐ヶ谷は、
古き良き日本映画を上映する映画館の一つだ。

黒沢、成瀬、小津、といった監督作品はもちろん
原節子、高峰秀子、淡島千景、岸恵子、吉永小百合、
若尾文子、岡田茉莉子、香川京子、山本富士子、
久我美子、浅丘ルリ子、八千草薫・・・
といった錚々たる女優や
岸田森、佐藤慶、天本英世、伊藤雄之助、西村晃・・・
といったニヤリとさせられる俳優の特集など
いつも「観た〜い!!」
と、としドンは思うのだ。

真夏の午後、JR阿佐ヶ谷駅の商店街をひやかしつつ
いざ!ラピュタへ・・・

1964年公開の映画『続 若い季節』。
スパーク娘が谷啓が植木等が古今亭志ん朝が
ハッスルしていた。

「昭和39年かぁ〜」
80分後、利夫は笑顔で立ち上がった。
ラピュタ阿佐ヶ谷の座席は
腰痛の身体にもやさしい。

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「美術+雑貨×古本 ≒ リトルエキスポ2012」に参加します。
「ケモノヤ[kemonoya]の羊毛教室」参加者募集中です。
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リトルエキスポ2012
「美術+雑貨×古本 ≒ リトルエキスポ」は、神田神保町周辺の
ギャラリー、美容院、カフェ、本屋、雑貨屋などが、
展示やワークショップやイベントで参加する、小さな博覧会です。
5回目の今年は、9月8日(土)〜17日(月)に開催されます。
この度、鶴谷洋服店も初めて参加させていただくことになりました。
会期に合わせて、展示物を化粧直しいたします。

また会期中の4日間、鶴谷洋服店2階に於いて、
羊毛フェルト作家のケモノヤが、
『ケモノヤ[kemonoya]の羊毛教室』を開きます。
ニードルフェルティングの手法で、
「マトリョーシカストラップ」と「はりねずみピンクッション」
を作ります。現在参加者募集中です。詳しい内容につきましては、
ケモノヤ[kemonoya]ブログ『もふもふちくちく』
でご確認ください。

何ぶん古い建物での開催ですので、誠に恐れ入りますが、
今回ご参加頂けるのは、暗く急な階段、和室、ちゃぶ台、
座布団での作業、冷房無しなど、古い日本家屋を楽しめる方に
限らせていただきます。

何卒よろしくお願いいたします。


ザ・ビーチ・ボーイズ FOREVER
「チケットまだ買えるぞ。」
学生時代の友人からの知らせが、
「球場のコンサートはどうもな…」
と腰が引けていた利夫の背中を押した。

どうせ幕張まで行くならと、少し早く出発して
幕張の浜辺に出た。予想外に人が少ない。
霞んで見える海ホタル、波打ち際で戯れる親子、
横切っていくカモメを見ながら潮風に吹かれると、
街中の暑さが嘘のようだ。

どうしてファンになったのか、
それも思い出せないくらい時間が経っている。
ただアメリカ的なものに憧れただけだったのかもしれない、
などと考えている内に、コンサートが始まった。
利夫は、球場のコンサートを敬遠していた事を後悔した。

心地よい風、暮れていく空、
そこに溶けていく50年来のハーモニー。
飛び立っていく飛行機が、滲んで見えた。
もう細かい事はどうでも良い。
Do It Agein.
まだ何度でもやって欲しい。
Thank You,THE BEACH BOYS.


ラドリオ
知人に鶴谷洋服店の場所を説明するとき、
「ラドリオの隣りです。」と言うと、羨ましがられます。
私共が紹介するまでも無いかもしれませんが、
とても素敵なお店です。
古くからの、多くの常連のお客様がいらっしゃる上に、
若い方にも支持されていて、その懐の深さには敬服しております。

昨日はランチに、ナポリタンのセットとチキンカレーのセットを、
それぞれおいしく頂きました。

壁一枚向こう側、とは思えない
重厚なレンガ造りの店内と、
可愛らしいお店の方々。

まるで小旅行でもした様な
幸せな気分になってしまいました。

ラドリオ看板w