しょうけい館
鶴谷洋服店から、靖国通りを九段下に向かい、俎橋を過ぎて左手、
寿司屋などがある細い路地に、どちらかと言えば「ひっそりと」、
しょうけい館はあります。
戦傷病者とそのご家族の証言や歴史的資料を、収集・保存・展示
している施設です。
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先日通りかかった時、偶然にも
企画展「武良茂(水木しげる)の人生」
が開催されており、吸い込まれるように入館し、閲覧しました。

最近は作品を宣伝する際に、作り手の苦労話や裏話を使う
手法が氾濫している様ですが、そういった背景を知らずとも、
作品に力があれば、ただただ、打ちのめされてしまうもの。

それから自ずと興味は作家へも向かい、自伝を読んだり、
時代背景をこういう展示で観るわけですが、
結局のところ何もわからず、更に自分との距離を感じ、
気が付けばまた作品に魅了されている…
そういうのをファンと言うのでしょう。

3月20日からは、
戦中・戦後の戦病者~二度の除隊を経て 花森安治のあゆみ~
が開催されます。
花見も兼ねて、また訪れてみようと思います。

千鳥ケ淵緑道のさくら(ソメイヨシノ)の開花状況
こちらで確認できます。


セルフ豪華二本立て
春の暖かさにウキウキしてきた利夫は、朝から家を飛び出し、
阿佐ヶ谷から神保町にハシゴして、映画の2本立てを楽しんだ。

先ずラピュタ阿佐ヶ谷の『お姐ちゃん三代記(1963年東宝)』へ。
団令子、中島そのみ、重山規子のお姐ちゃんトリオに加え、
草笛光子、越路吹雪、扇千景のマダムトリオと、
中川ゆき、桜井浩子、南弘子のスリーチャッピーズという、
3世代にわたる女だらけの迫力に圧倒された。
この9人が競ってアタックするプロゴルファーに
としドンが感情移入したのは、言うまでも無い。
「ザギンのちゃん姐に任しとキ~♪」と、
軽い足取りで劇場を出た。

お色気の余韻を楽しみながら、神保町シアターへ。
今度は『無法松の一生(1965年大映京都)』
座頭市シリーズでもおなじみの、三隅研次監督作品である。
名作を好演する勝新太郎と有馬稲子。
そこかしこから聞こえるすすり泣き。
「奥さん、俺の心は汚なか」と、
今度は、重い足取りで劇場を出る利夫であった。

もらってきたチラシに見入るとしドン。
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今度のラピュタ阿佐ヶ谷は、
ショービジネス特集/志穂美悦子特集/増村保造×白坂依志夫特集
神保町シアターは、
松本清張と美しき女優たち
利夫の阿佐ヶ谷⇔神保町通いは、当分続きそうである。

ひな祭り
今日は春一番が吹きました。
この季節の変わり目は、卒業シーズンでもあり
神保町を離れていく方々もいらっしゃいます。
淋しいですが、又お会い出来る日を楽しみにしています。

奈良一刀彫雛人形をウィンドウに飾りました。
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箱には、「奈良人形師 木島良宗 造」とあります。
それぞれの顔を、よく見ると…

とても怖いです。