神田祭再開、変わらぬ営み
神田祭は太平洋戦争のため、一時中止されました。
終戦翌年の1946(昭和21)年には、神田区主催の
復興祭という祭りが行われ、その時に伯母も神輿をかついだそうです。
戦後すぐだから男が少なくて、神輿の担ぎ手が足りず
「女もかつげー!って言われて、かついだわよー!。」との事。
みんな痩せていて、力も出なくて、ヨロヨロかついだ、とか…

そしていよいよ1952(昭和27)年、神田祭の再開です。
渡御祭を神幸祭と名称変更して、鳳輦(ほうれん)巡行、
町神輿連合宮入が行われました。

ずっと神田を離れずに、戦争を生き延びた伯父が、
この翌年に「アイレスフレックス」というカメラを購入しました。
購入店は、「駿河台下・神田無三四堂」とあります。
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平和条約締結、祭礼再開、町の復興、経済成長…
写真機購入は、自然な流れだったのでしょう。

祭りを撮影した写真が残っております。
恐らく、1954(昭和29)年のものと思われます。
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神幸祭の行列。馬に乗る神職。あいにくの雨です。
当時の写真には、高い確率で洋服店が背景に写っています。
業界の好調ぶりがうかがえます。

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靖国通りで牛が引いているのは、一の宮鳳輦でしょうか。
後方に見えるのは、ランチョン、共栄堂などの、
三軒長屋です。

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神輿。すずらん通り。現在のマザーズ前あたりです。

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そして今年の神輿。町内巡回も大詰め。

変わらぬ営み。
言葉にはとてもできない、
美しさでした。