ラピュタ阿佐ヶ谷 Part 5
利夫のお楽しみ、ラピュタ阿佐ヶ谷での映画鑑賞。
今回は、ゴジラでおなじみの本多猪四郎監督特集の中から、
『上役・下役・ご同役』1959(昭和34)年/東宝
である。

加東大介が演じる、男やもめの万年課長は、
真面目で頑固だが、人情に厚い。
要領が悪く、戦地では部下だった男の下で働く。
スローガンは、「仕事はスピーディ、恋愛はスロウリィ。」
会社のネジの一つとして、地道にコツコツと働き、
若者からは時代遅れと思われているこの男の魅力を、
再婚相手として現れた美しい未亡人・草笛光子は
ちゃんとわかっていた。

利夫が、「俺も真面目にコツコツやるぞ!! 」と思ったのは、
言うまでもない。

クライマックスは、会社の大運動会。
加東大介をはじめ会社の重役たちは、
皆ネクタイを着用して運動会に参加していた。
スーパークールビズから、わずか55年前である。

笑いあり涙ありの、心温まる一本であった。
ラピュタ阿佐ヶ谷、6月8日からは、
吉永小百合特集である。