テーラー:tailor
昨年9月までの鶴谷洋服店は、テーラーでした。
広辞苑によれば「テーラー」とは、洋服仕立屋。特に男子服の仕立て屋。
さらに、「仕立て屋」とは、裁縫を業とする家。また、その人。とあります。

数百の工程を経て、腕一本でスーツやコートといった紳士服を造るのが、
伯父の仕事です。頼まれても、ワイシャツやネクタイは作りませんでした。
「うちは、洋品店じゃねえんだ!」と。

ところが現在、看板は変わらず「洋服店」ですが、その実態は
「洋品店」を通り越して「用品店」と言わざるを得ません。

鶴谷洋服店・用品部
と言う事でお許し下さい。伯父さん・・・。

閑散期
かつての鶴谷洋服店では、
暑くて背広を仕立てるお客様も少ない閑散期の8月に、
ためておいた家のメンテナンスを、まとめてやっていたようです。
仕立て職人にとって、大きな工具を持って大工仕事をする事は、
細かい針仕事をする上で手に狂いが生じるため、ご法度だったと聞きますが、
家の押入れには、各種工具からセメントまでが残されています。