大晦日と紅白
1969(昭和44)年。
春に、二代目の鶴谷福太郎の三回忌を済ませ、
いよいよ鶴谷洋服店も、三代目鶴谷光明の時代です。
働き盛りの四十代!
大晦日の晩は、日本酒を傾けつつ
紅白を夫婦で楽しみます。

宝塚ファンの妻は、コーちゃんの愛の賛歌に聴き入り、
夫はやはり、歌よりも衣装に目が行きます。

第20回NHK紅白歌合戦。
司会は伊東ゆかり、坂本九、宮田輝。
審査員は浅丘ルリ子、市川海老蔵、大谷直子、佐藤愛子、鶴岡一人(グラウンドにはゼニが落ちている。)、平幹二朗ほか。
出場歌手は青江三奈、布施明、いしだあゆみ、千昌夫、小川知子、西郷輝彦、カルメン・マキ、アイ・ジョージ、越路吹雪、春日八郎、奥村チヨ、ザ・キング・トーンズ、水前寺清子、三田明、由紀さおり、デューク・エイセス、伊東ゆかり、菅原洋一、岸洋子、坂本九、森山良子、鶴岡雅義と東京ロマンチカ、島倉千代子、三波春夫、弘田三枝子、橋幸夫、黛ジュン、佐川満男、西田佐知子、村田英雄、梓みちよ、水原弘、高田恭子、美川憲一、中尾ミエ、ダーク・ダックス、ピンキーとキラーズ、内山田洋とクール・ファイブ、ザ・ピーナッツ、フランク永井、佐良直美、舟木一夫、都はるみ、北島三郎、美空ひばり、森進一。
ハナ肇とクレージーキャッツや森繁久彌などの応援。
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2015(平成27)年大晦日の本日、この懐かしの紅白を観ながら、
ゆく年くる年に思いを巡らせたいです。

本年中のご愛顧に心より御礼申し上げます。
良いお年をお迎え下さい。
クリスマス
2015年も残り3週間となりました。
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何かと気忙しい日々ではありますが、
今年あった出来事、出会いや、別れなどを
クリスマスソングを聴きながら、思い出しています。

Jingle Bells
Santa Claus Is Coming To Town
White Christmas
Winter Wonderland
I Saw Mommy Kissing Santa Claus
Silent Night
Noel
Blue Christmas
Happy Holiday/The Holiday Season
Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow
Rudolph The Red-Nosed Reindeer


12月の営業は
11日(金)、12日(土)、13日(日)、
17日(木)、18日(金)、19日(土)、20日(日)、
23日(水祝)、25日(金)、26日(土)、27日(日)
の午後を予定しております。


フランキー・ヴァリ来日
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土曜の晩、日比谷公会堂
フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズの
一夜限りの初来日公演へ。

まだまだ余韻に浸りたくて、神保町で、
閉店時間迫るも満席のさぼうるへ。
店のBGMはアナログレコード。
年季の入ったパティ・ペイジのLPを見せて頂きながら
テネシーワルツを聴きつつ、
何があったのか…江利ちえみと高倉健に…
きっと、二人にしか解らない何かが…
などと、マスターの鈴木さん
もしや真相をご存知なのでは…
などと思ってしまいます。

日比谷公会堂 1929(昭和4)年築
フランキー・ヴァリ 1934(昭和9)年生
パティ・ペイジ 1927(昭和2)年生
高倉健 1931(昭和6)年生
マスターの鈴木さん 1933(昭和8)年生

昭和ひと桁。
代わりのいない方々のカッコ良さを、
改めて思い知らされた、
贅沢な夜でした。


フランキー・ヴァリ来日
何気なくラジオを聴いていたら耳に飛び込んできた、
フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ初来日公演!!
というコマーシャル。耳を疑いました。



フランキー・ヴァリは79歳。
まさか今頃になって日本で観られるとは…



迷わず券を手配しました。
無事公演が行われることを祈るばかりです。

継承
神保町では、お客様に色々教えて頂いたり、触発されたり
することがよくあります。先日の晩は、音楽を通じて
お客様と小さな交流をさせていただきました。
大好きな THE FOUR FRESHMEN について、
話しかけて下さったのです。かねてから、
神保町に似合う音楽だと思っていたこともあり、
うれしく楽しいひとときでした。

ザ・フォー・フレッシュメンは1948年に結成された
4パート・ヴォーカル&インストゥルメンタル・グループ
です。アルバム・アーティストとしては、主に1950年代、
管楽器や弦楽器をバックに歌ったコンセプト・アルバムに、
数々の名演を残しました。



またライブ・バンドとしては、4人で楽器を持ち替え演奏
しながら、4人でオープン・ハーモニーを歌うという
スタイルで、その様式美は、オリジナル・メンバーが
いなくなった今も継承され、グループは22代目として
現存しています。



ダイナミズムと言う点で、オリジナルの壁が高いのは
当然ですが、全盛期には生まれてもいなかった、
若い世代が継承している姿に、先達への敬意やマナーさえ
感じられれば、応援したくなるものです。
また続けていれば、オリジナルにはなかった輝きを放つ事
だってあるかもしれません。
これは音楽や芸能に限らず、古いお店などにもあてはまる
のではないでしょうか。

手ごわくも、愛すべきオリジナルの壁。
神保町に似合うと思った所以は、そこかもしれません。